まだ肌寒い北海道ですが、4月になると、花粉症の季節がやってきます。
本州でよく言われている花粉症は「スギ」が多いそうです。
しかし、春の北海道の花粉症は、「シラカンバ」「ハンノキ」に反応する方が多いようですね。
アレルギーのせいか、薬のせいか、頭や身体が重くて、睡眠が浅くなる方も。
そんな春の季節に少しでも快適に過ごせるよう、住宅でできる花粉症対策をまとめました。
また、花粉症に悩まされる方へ、新たに家を作る際の対策ポイントをお伝えします!
花粉の侵入口
住宅における花粉の侵入口はたくさんあります。
・玄関
・窓
・換気扇
・洗濯物
・人(髪の毛、マスク、衣類、カバンなど)
挙げればきりがないほどあります。
なるべく花粉が住宅へ入らないよう、入口で対策することが大切です。
今の住宅でできる花粉対策
現在の住まいでできる対策があります。
帰ってきたら外で衣類を払う
玄関に入る前に、外で衣類を払いましょう。
できれば玄関から少し離れた場所で払うと、さらに侵入を減らせます。
洗濯物は室内干し
花粉症の方はすでに行っているかと思いますが、室内干しがおすすめです。
どうしても外で干したい場合は、取り込む際にしっかり花粉を払いましょう。
換気扇にはフィルターをつける
換気扇から花粉が入り込むことも。
侵入前に、換気扇へ花粉が入らないようにフィルターをつけましょう。
空気の入れかえは深夜に
日中は花粉の飛散が多い時間帯です。
少し落ち着いた深夜に、空気の入れかえをすることをおすすめします。
空気清浄機、加湿器を使う
空気清浄機では舞っている花粉を吸ってくれる機能があります。
また、加湿器は室内を加湿をして花粉を床に落としてくれるため、
床の拭き掃除をすることで花粉を取ることができます。
なお、掃除機は花粉を散らすため、拭き掃除をした後がおすすめです。
新たに住宅を建てる方へ
もし、新たに住宅を建てようとしている方は、
花粉症や感染症対策の設備を取り入れることができます!
玄関周り
玄関が最も入りやすいため、そこに換気扇を取り付けることができます。
取り付けない場合でも、玄関にコンセントを備えておくと、
あとから空気清浄機などを設置することができます。
また近年、玄関に手洗い場など設ける住宅も増えてきています。
上着を脱ぐ場所
上着を着たまま(持ったまま)リビングに入ると、
払いきれなかった花粉が入り込むことも。
リビングに入る前に、上着をかけるスペースを設けることも対策の1つです。
宅配BOX
宅配業者さんとの非接触や外出を控えることを目的として、
宅配BOXを付けるお宅が増えています。
大きさによっては場所を取るので、あらかじめ設置希望を伝えておくといいです。
洗濯物干しスペース
花粉症対策として洗濯物を室内干しすると、においが気になる方も多いです。
また、リビングなどに干していると、急な来客時に困ることも。
花粉症に悩まされる方は、洗濯スペースを確保することをおすすめします。
1年間の体調の変化を考えてみる
大人になってから花粉症になる方もいらっしゃいます。
(私も30歳を過ぎて花粉症とわかりました!)
この春もなるべく快適に過ごせるよう、事前に準備をしておきましょう!
新築をお考えの方は、1年サイクルでどんな体調の変化があるか、
(花粉症、ガーデニングによる熱中症、秋口に風邪をひきやすい など)
ぜひ一度考えてみると、希望の間取りや欲しい設備が出てくるかもしれません。
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