新築で家を建てる際、予算や入居日の関係上、住宅周りの外構工事を先送りにする方も多いです。
また北海道であれば、冬場にアスファルト舗装が難しいため、暖かくなったらというお宅も。
外構工事をずっとしないことで起こるデメリットもあるため、
なるべく早めに良きタイミングで行いましょう!
外構工事とは
外構工事とは、主にこんなことをします。
・駐車場の舗装
・カーポートや車庫の設置
・物置の設置
・スロープ、手すりの設置
・フェンス、石垣の設置
・門扉、ポストの設置
・庭づくり
・防犯カメラ等の設置
外構工事は、住宅の外側にある設備全体を整える工事のことを指します。
外構工事をすることによるメリット
① 管理がしやすい
よく聞かれるのは、「草むしり」です。
舗装をせずに石や砂利のままだと草が生え、草むしりや除草剤などの対策をすることになります。
また、北海道は冬用タイヤや除雪スコップ、自転車など季節によって使わないものが多いです。
物置がない状態で、それらをどこに置いておくかという問題もあります。
その点においては、収納しやすい・管理しやすい環境に、いち早く整備したほうが楽です。
② 防犯対策
例えば、フェンス。
フェンスがある家だと、侵入する際に「正面から敷地に入る」か「フェンスを飛び越える」ということになります。
「フェンスを飛び越える」のは目立ちますし、またフェンスの高さがあれば時間もかかり、泥棒としては選びたくないはずです。
そして、「正面から敷地に入る」としても、基本的に目立つ場所にある玄関では、より一層周囲の目が気になり、【侵入経路を減らす】という大切な意味があります。
また、フェンスがあることによって、留守かどうかわかりにくく、侵入されにくいという利点もあります。
外構工事をするタイミング
① 新築で住宅を建てるとき
一番は新築住宅を考えるときに、合わせて考えることをお勧めします。
敷地に対して希望する外構を踏まえたうえで、住宅のサイズも考えなければなりません。
例えば…
・希望台数分の駐車スペース
・物置の有無
・ポストの有無
・フェンス
・庭木の有無
また、外構工事代金を住宅ローンに組み込むかどうかも関係してきます。
※ 金融機関によっては、外構工事は含められないことがあります
色々考えたうえで、住宅を建て始めることが一番です。
② 少し住んでみて、欲しい設備が浮かんだ時
ある程度、住宅以外のスペースに余裕を持たせておいて、
住んでみてから欲しいものを計画するのもひとつです。
「カーポートは必要だ」
「ガーデニングスペースが欲しい」
「ちょっとした物置がほしい」
など、計画をじっくり練ることで必要最低限の設備を備えることが可能です。
③ 介護が必要になったとき
古い住宅でよく見かけるのが、玄関に入るまでの数段ある階段。
足腰の弱い方にとっては、その数段が大変です。
「将来のために、車椅子でも通れるスロープをつける」
「玄関まで手すりをつける」
という外構リフォームも必要に応じてつけることが可能です。
住宅も外構も、ひとつの家
住宅が新築でも、外構が放置されていると、なんとなくみすぼらしく感じる家もあります。
こだわりの内装ももちろんいいですが、基本的にご近所さんから見た住宅イメージは外観です。
住宅もその周りも「ひとつの家」として考え、素敵なお家を作り上げましょう!
当社では住宅建築のみならず、外構の工事も合わせて行うことが可能です。
その他、要介護者による介護保険における住宅改修(手すり取付、段差解消等)の改修事例も増えてきています。
ぜひお気軽にご相談ください!