最近、よく火災のニュースを目にします。
なるべく火災にならないように、リスクは減らしておくべきです!
火災は思わぬところから発生することがほとんどなので、普段からチェックしておくことが大切です。
今回は、火災を起こさないように気を付けたい点をまとめました。
火災の原因
消防庁で公表している統計によると、令和3年1月~3月までの出火において、
火災種別のなかでも「建物火災」の出火要因は以下のようになっています。
1位 コンロ(12%)
2位 ストーブ(9.5%)
3位 たばこ(9%)
4位 配線器具(6.6%)
5位 電気機器(5.1%)
総務省消防庁 消防統計(火災統計)「令和3年(1~3月)における火災の概要(概数)について」
(https://www.fdma.go.jp/pressrelease/statistics/)
その要因においても普段から使うものばかりのため、こまめな確認が大切です。
自宅でできる対策
◎コンロ周り
・火を使っている時は、火元を離れない
・こどもが誤って火を付けないよう、チャイルドロックなど利用する
・消火器の設置
◎放火(防犯)
・玄関外にチラシ、新聞をためておかない
・ごみ収集にだす雑誌や新聞は当日に外へ出す
・燃えそうなものは、車庫や物置へしっかり入れておく
・車庫や物置は鍵をしめておく
◎たきび、花火、バーベキュー
・天気予報を確認し、風が強い日はやめる
・家や燃えやすいものの近くで行わない
・こどもだけで火を扱わない(ライター等をこどもの手の届く場所へ置かない)
・火を使った後は、火消しをしっかり行う
◎ストーブ
・ストーブの周りに燃えやすいものを置かない
・熱くなる部分にカーテンが触れないようにする
・洗濯物を近くで干さない
・防炎素材のカーテンなどを使う
◎たばこ
・しっかり火を消す
・寝たばこをしない
・吸殻は灰皿で鎮火してからごみに捨てる
◎配線、電気機器
・コンセントまわりのほこりを定期的にとる
・たこ足配線をしない
・家電製品の使用方法を守る
当たり前のことが、ふとした時に忘れてしまい、火災につながります。
安全装置が色々ついた調理器具もおすすめです
現在、全てのコンロに以下の安全機能の搭載が義務付けられます。
・ 調理油過熱防止装置(天ぷら油過熱防止装置)
→なべ底の温度が油の自然発火の危険温度になる前に消火し、発火を防ぎます
・ 立ち消え安全装置
→吹きこぼれなどで火が消えた際に、自動でガスを止めます
※ 卓上型一口コンロは、立ち消え安全装置のみ義務付け
また、業界の安全基準として、以下の装置を義務付けしています。
・ コンロ消し忘れ消火機能
→一定の時間が経つと、消し忘れと認識して、自動的に消火します
・ グリル消し忘れ消火機能
→上記同様、一定の時間が経つと、消し忘れと認識して、自動的に消火します
・ 早切れ防止機能
→油の自然発火を防ぐため鍋底を250℃でキープし、それ以上温度が上がらないよう火力を自動調整します
その他に、各メーカーでの安全基準があります。
・ 中火点火(点火の際、火が大きすぎて服に引火しないよう、中火で点火してくれます)
・ 点火チャイルドロック
・ 焦げつき消火機能
・ 感震停止機能(地震を感知して、火を止めます) など…
IHなど火を使わない調理器具は、ガスコンロより火災になりにくいため、心配な方はIHという選択肢もおすすめです。
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