キッチンとリビングのあいだに壁がなく、リビングにいる家族とコミュニケーションを取りやすいとして、

人気のあるオープンキッチン。

しかし建てたあとで、「ここが使いにくい」「油ハネが気になる」など、

不便を感じる方もいらっしゃいます。

今回は、後悔しないようにあらかじめ知っておきたい

オープンキッチンの魅力とそのデメリットもお伝えします！

　オープンキッチンのメリット

オープンキッチンの人気の理由！

共通したメリットがいくつかあります。

①　コミュニケーションがとりやすい

調理時間中にリビングにいる家族と話しやすいですし、

お子さんがリビングにいれば何をしているかも把握することができます。

②　解放感がある、日が入りやすい

キッチンの壁がないことで、リビングとの一体感により開放的に見えます。

部屋も広く見えます。

③　食事やお皿の配膳がしやすい

シンク上のカウンターから食事を出せたり、お皿も片付けやすいです。

　オープンキッチンのデメリット

オープンキッチンでも種類はたくさんありますが、

共通してデメリットがいくつかあります。

①　油ハネや水ハネが気になる！

キッチンからリビング側へ、油ハネ（ガス台）や水ハネ（シンク）など発生しやすいです。

I型は壁があるので油ハネの心配は少ないです。

ペニンシュラでも、今は透明なつい立を設置することが可能ですので、設置をおすすめします。

②　リビングからキッチンがよく見える

開放的であるがために、キッチンがリビングからよく見えます。

急な来客があった際には慌てることがあるかもしれません。

I型ではカウンターを設置して隠すことも可能ですし、

その他のキッチンは、食洗器を使えばシンクにお皿が溜まらないのでスッキリします！

③　収納が少ない

オープンキッチンは吊り棚を作らないことが多いので、その分収納が少なくなります。

少なくなる分はキッチン後ろ側に収納を備えておくことが大切です。

　オープンキッチンの種類

基本的にオープンキッチンは、リビングなどに向かって調理をする「対面式」のキッチンです。

オープンキッチンのなかでも様々な種類があります。

〇　ペニンシュラキッチン

「ペニンシュラ」とは半島のことだそうです。

ガス台・シンクが壁付けになっており、片側から出入りするようなキッチンのことです。

〇　アイランドキッチン

「アイランド」の名の通り、島のように独立しているキッチンのことです。

双方向から出入りできます。

〇　Ⅰ型キッチン

ペニンシュラと同じように見えますが、ガス台・シンクの前に壁があります。

ガス台・シンク・作業台が横一列になっています。

シンクの上は壁を作らず開放的にしたり、棚を設置することが多いです。

〇　L字型キッチン

シンクとガス代が分かれているキッチンです。

シンクをリビング側にし、ガス台を壁側にすることが多いです。

　魅力的なオープンキッチン

憧れるオープンキッチンですが、事前にタイプを知っておくことで、

いろいろとカスタムができ、使いやすいキッチンとなります。

例えば…

キッチンの広さ、設置向き　→　一人で気楽に作る、家族とわいわい作る、調理と片付けを業務分担で同時に行う

キッチンを見せるかどうか　→　人を呼んでごはんを食べることが多い、家族だけが多い

収納の容量はどのくらいか　→　お菓子作りの道具が多い、調味料が多い

キッチンのショールームでもご案内の方が要望を聞いてくれるので、

たくさん情報を引き出しましょう。

新築以外にも、キッチンをリフォームしたい方はぜひ気軽にお問い合わせください。

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