先日、新たに建築する住宅の地鎮祭が行われました!
秋晴れのなか、無事に地鎮祭が終わり、これからいよいよ着工です。
建築会社は地鎮祭や安全祈願祭・上棟式など、神事が多いので経験も多いですが、
一般の方でこういった儀式に出会うのは人生で数回あるかないかだと思います。
そこで地鎮祭とは何をする儀式なのか?を簡単にご説明します!
地鎮祭の意味とは?
地鎮祭はなぜ行うのか?
それは、建てる土地の神様へご挨拶し、これからの工事や住む人の安全を祈願するためと言われています。
「ケガなく、無事に建てられますように」
「その土地で安全に暮らせますように」
そんな願いをこめて、神様に祈願する行事です。
神式で行うことが多いですが、信仰する宗教によって仏式やキリスト式もあるそうです!
地鎮祭の流れは?
依頼した先・地域などによって形式が異なることもありますが、
一般的に神式では以下のように進行されます。
① 修跋(しゅばつ)の儀
お供え物と参列者を祓い清めます。
② 降神(こうしん)の儀
神主さんがその土地の神様を招きます。
③ 献饌 (けんせん)
お供え物や奉献酒・お水を神様に差し上げます。
④ 祝詞奏上(のりとそうじょう)
神主さんが、土地の神様に新築の安全祈願・家の繁栄を祈ります。
⑤ 四方祓い(しほうはらい)
土地の四隅をお米・お塩・白紙によって清めます。
⑥ 鍬入れの儀
土地の神様を鎮めます。建設の許可を取る意味合いもあります。
⑦ 玉串拝礼(たまぐしほうてん)
玉串を祭壇に置き、神様に捧げます。
⑧ 撤饌(てっせん)
神主さんがお供え物を下げます。
⑨ 昇神(しょうじん)の儀
神様を送り返します。
⑩ 神酒拝戴(しんしゅはいたい)
安全を祈願してお酒やお水で献杯します。
そのほとんどを神主さんが行いますが、
施主さん・施工業者さんも参加するものが以下です。
⑥ 鍬入れの儀
施主さんは鍬を受け取り、盛り砂を「えい!えい!えい!」という掛け声をしながら、三度掘る仕草をします。
⑦ 玉串拝礼
玉串をもらい、神前で一礼します。
玉串の葉先を右に回しながら神前を正面に向け、台の上へ供えて、二拝・二拍手・一拝で礼拝します。
当日、進行しながらご説明してもらえますが、
事前に大体の流れを把握しておくといいかもしれません!
地鎮祭の準備は?
地鎮祭を行う場合には、施工業者さんと打ち合わせが必要です。
神主さんとの日程調整や、お供え物の準備、道具など、
施工業者さんが準備してくれる場合が多いものの、施主さんが準備するものもあります。
また、参加する方のお声がけも必要になりますので、日程が決まったら早めに連絡しましょう!
しっかり住宅をお引渡しすることが第一
ちなみに、地鎮祭は必ずやらなければならない訳ではないので、昨今では行わない方もいるそうです。
施工業者は地鎮祭の有無に関わらず、施主さんへお引渡しするまで、
ケガ・事故等なく終われることを、今日も心に留めながらお仕事をさせていただきます!
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