WBハウスの中身を覗いてみよう!-基礎工事編-

こんにちは!ブログ担当のK西です!

WBハウスの中身を覗いてみようシリーズ、今回は基礎工事編です。

 

-基礎工事とは-

・建築の土台となる文字通り「基礎」部分を作る工事。

基礎工事の種類には大きく「杭基礎」「直接基礎」の2種類に分かれ

今回は「直接基礎」つまり地盤に直接基礎を作る方法で施工しています。

それでは、今回行われた基礎工事の様子をざざっと見ていきましょう!

 

遣り方工事

・土地の中のどの部分に建物が建つのか分かるように、木杭や貫材を使用して位置出しをします。

 

掘削工事

・遣り方でつけた印をもとに、建設用重機を使って基礎の底となる高さまで地盤を掘っていきます。

こちらは、掘削も大詰め。地鎮祭で頂戴した「鎮め物」を建物の中心部となる位置に入れているシーンですね。

 

地業工事

掘削が終わったら、地盤の底を固めるために砂利などを敷き、転圧機械で地盤をしっかり固めます。

こちらは、「ランマー」と呼ばれる転圧機械を使ってしっかり地盤を固めている作業シーンです。

 

鉄筋工事

地盤が固まったら、基礎の骨格となる鉄筋を結束線で縛りながら、骨組みを作り上げていきます。

鉄筋は、最終的には見えない部分ですが、建物の重量を支えたり、外からの衝撃を吸収したりといった、建築物の基礎を支える上で重要な役割を担っています。

 

型枠工事&コンクリート打設

鉄筋が組み上がりましたら、いよいよコンクリートを打設します。

まずは、基礎の一番下の部分にコンクリートを打設します。(ベースコンクリート)

↑コンクリートの周りを囲っているのは基礎コンクリートを成形するための「ベース枠」です。
ベースコンクリート打設完了!日数を置いてコンクリートの強度が出た段階で次の工程に移ります。

 

布基礎枠付け

ベースコンクリートの立ち上がり部(鉄筋が組み上がっている部分)に「型枠材」というコンクリートを流し込むための枠を組み立てていきます。

↑立ち上がり部の鉄筋に合わせて、型枠材を組み立てていきます。
↑型枠材の内部には「スタイロフォーム」を入れて断熱材等としての役割を果たしてもらいます。

 

布基礎コンクリート打設

布型枠が組み上がった段階で、コンクリートを型枠内に流し込んでいきます。

↑コンクリート打設の様子です。打設後日数を置いて、コンクリート強度が確認されたら、型枠材を解体します。

 

↑解体後の様子です。職人さんが布基礎の頭の部分を、モルタルで均等に均しています。この上に建物の土台を敷いていくわけですね。

 

ということで、今回はここまでとします!

一言で基礎工事といっても色々な工程がありまして、当然そこには図面を描く設計者さん、現場を指揮する監督さん、実際に施工する職人さん、更にはその材料を調達する建材業者さん等、色々な方々の努力・技の結晶があるわけです。

家が建てばほとんど隠れてしまう部分ですが、とても大切な工程なんですね~。

 

次回はいよいよ建方工事です!

今回出番のなかったWB工法の部材がチラッと顔を出します。笑

お楽しみに!