4月に入り、新生活が始まった方も多いかと思います。
環境の変化を感じたとき、住宅を建てるか検討する方が増えるそうです。
少し前より、住宅関連資材の値段が上がっています。
価格が落ち着いたら建てたいという方も多いと思います。
しかし世界の情勢を見ていると、先が不透明であり、予想がたたないのが現状です。
そんななかで、少しでも納得したタイミングで住宅を建てることができるよう、
いろんな考え方をお伝えしたいと思います。
住宅を建てるタイミング
◆ 環境の変化(またはこれから起こる変化)を感じたとき
・結婚
・妊娠/出産
・子供の進学
◆ お金や年齢を考えたとき
・目標の貯蓄額達成
・いつまで働くか(働けるか)
・ローンの完済年齢より逆算
以上が、きっかけとして最も多い理由だと思います。
住宅購入者の統計
ここからは、実際に住宅を建てた世帯のデータを見ていきます。
国土交通省 令和2年度住宅市場動向調査
① 注文住宅を取得した世帯の住宅ローン有無
住宅ローンを組んでいる方は、全体の7割強となっています。
人生の内でも大きな買い物なので、ローンを組んで返済していく考えは一般的とも言えます。
② 注文住宅を取得した世帯主の年齢
30歳代が4割と最も多く、40歳代も多いです。
60歳以上も16.2%と多めですが、「二世帯住宅」や「老後の小さめの住宅」を取得していることも考えられます。
住宅ローンを組む際には、80歳までに完済できるかも重要なポイントになりますので、年齢を逆算することも大切です。
③ 注文住宅を取得した世帯主の勤続年数
10~20年未満が約3割と最も多く、次いで5~10年未満が多いです。
住宅ローンを組む際には、「勤続年数」も重要視されます。
④ 住宅建築資金(土地購入資金を除く)の内訳
住宅建築資金は全国平均で3,168万円となっています。
そのうち2,320万円が借入金(ローンなど)、848万円が自己資金(預貯金、贈与、遺産相続、有価証券売却など)。
大体平均すると、自己資金比率は26.8%となっています。
このように多くの方が利用している住宅ローンのことを考えると、
健康で安定した収入があることを金融機関に信用してもらう必要があるため、
年齢や仕事、預貯金から建築時期を検討することも大切です。
希望の住宅を計画してみる
住宅を購入するなんてまだまだ先と考えている方がほとんどかと思いますが、
実現のために少しずつ計画を立てることが重要になってきます。
① 間取りを考える
子供がいるときに建てるか、子供が独立してから建てるかが、
間取りを決める重要なポイントです。
② 今後のライフプランを考えてみる
出産、子供の進学、転勤など、どの時点で家を建てることが家族にとってベストかを考えてみます。
「子供が幼稚園のときには、その地域のコミュニティで慣れさせてあげたい」
「子供の高校進学をきっかけに単身赴任にしたい」
「子供が独立したのち、小さな家を建てたい」
「高齢の両親の近くに住みたい、二世帯住宅にしたい」
など、建てるタイミングや建てる理由を考えてみると整理ができます。
③ 見積をお願いしてみる
希望の住宅がおおよそいくらかかるか知っておけば、計画が立てやすくなります。
見積から年数がたてば住宅の価格に前後あるものの、あとどのくらい貯金したほうがいいかを知るきっかけとなります。
④ 預貯金を整理してみる
特に目的は明確にせず、漠然と貯金している方も多いと思います。
住宅を購入する際の借入金額を減らすため、頭金である預貯金を増やしていくことも大切です。
ローン借入金の自動計算サイトがあるので、ぜひ一度シュミレーションをしてみることをおすすめします!
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お見積り=住宅購入決定 ではもちろんありません。
「建築はまだ先だけど、費用が知りたい」など、どの段階でもお気軽にお問い合わせください!
見積したからといって、執拗な勧誘は行いません。
(どちらかというと、勧誘等はあまりしない”見守るタイプ”の会社です。。)
どんな家にするか一緒に考えていくところからお付合いが始まります。
本当に気軽な気持ちで、ご連絡をお待ちしています!