昨今、テレワークなど働き方も多様になり、田舎への移住を検討する人が増えています。
自分の好きな場所で暮らしていけたら幸せですよね。
そんな移住先として北海道を考える方も多く、嬉しく思う一方で、
残念ながら北海道に移住してみて、また都会へ戻る決断をする方もいると聞きます。
田舎育ちの私も道外の方々と、文化や暮らし方、また北海道に抱く思いを聞くと、
その違いにハッとしたり、いろいろ気づかされることがよくあります。
そこで、北海道へ移住を考える際にあらかじめ知っておいて損はない、
気を付けたい4つのポイントをまとめてみました!
北海道の田舎への移住 気を付けたいポイント①
雪の問題
北海道の冬の問題として、まず除雪が挙げられます。
大雪の日は玄関周りや駐車場を除雪しなければ外出ができません。
さらに、大雪の日、大雪予報の日、またその前後は公共機関が運休することは決して珍しくないです。
また、同じ北海道でも地域によって豪雪地帯とあまり積もらない地域があります。
住宅を探す際には、
・居住地域
・除雪する範囲(家から主要道路までが遠いと、自分でする除雪範囲も広くなります)
など確認することが大事です!
北海道の田舎への移住 気を付けたいポイント②
寒冷地の問題
移住する際、新たに家を建てる人は少なく、そのほとんどが中古住宅を賃貸または購入されます。
中古住宅ですと、暖房をつけていたとしても寒いなと感じる住宅もあります。
また、特に田舎の方だと都市ガスがありませんので、プロパンガスや灯油がメインとなります。
・ 暖房や温水器の種類(プロパンガス、灯油)などの確認
・ 住宅内見は、できれば冬など寒い時期にすると、雪の量や寒さもわかりやすいです
北海道の田舎への移住 気を付けたいポイント③
車の問題
田舎の生活を送る上で、車は必要と考える方がほとんどです。
町・村くらいの規模だと、公共機関は1~2時間に1本、バス停も目的地から離れている場合も多く、
1つ1つのバス停もかなり離れていますので、車がなければ不便と感じるかと思います。
(市であれば1時間に3~4本以上の間隔でバスが走っています)
その他、冬の路面は雪や氷で滑りやすいため、注意が必要です。
・ (車の購入予定が無ければ)住むエリア・場所の選択
・ 車の維持費がかかることを念頭に置いておくこと
※ 秋ごろに、夏タイヤから冬タイヤへ交換する必要もあります(意外と知らない方が多いです!)
が大切です!
北海道の田舎への移住 気を付けたいポイント④
景色の問題
パンフレットにあるような自然にあふれた景色のよい家は、
実際にはほとんど無いか、見つかってもかなり古い家が多いです。
また、田舎といえども、住宅は町の中心(住宅街)に集まっていることが多く、
「車(または徒歩)で少し行くといい景色が見られる住宅地」での中古住宅が比較的多いです。
・ 景色のいい家に住みたい場合は、土地を探して新たに建てることがおすすめです
北海道は、もちろんいい所がいっぱいです。
・ 自然が豊か
・ 野菜、魚、お米、お菓子など全体的に食べ物がおいしい
・ スキー、スノーボードなどのウィンタースポーツが楽しめる
・ 夏は涼しい(地域によっては30℃を超えるところもありますが…)
・ 家賃も比較的安い 等
なので自治体のホームページに、その地域の雰囲気や暮らし方、
移住についての助成金や子育て支援の情報なども出ています。
※ 大空町・網走市・美幌町・北見市の不動産情報はこちらからご確認いただけます。
移住の際にはたくさんの情報を仕入れて検討いただき、永く田舎生活を楽しんでいただければと思います。